トップ
>
斑紋
ふりがな文庫
“斑紋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はんもん
78.4%
まだら
5.4%
けら
2.7%
しみ
2.7%
とらふ
2.7%
ばらふ
2.7%
ふもん
2.7%
ぶち
2.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんもん
(逆引き)
痣
(
あざ
)
のようにあった、うすい
錆
(
さび
)
の
斑紋
(
はんもん
)
も消えているし、血あぶらにかくれていた
錵
(
にえ
)
も、
朧夜
(
おぼろよ
)
の空のように、ぼうっと美しく現れていた。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
斑紋(はんもん)の例文をもっと
(29作品)
見る
まだら
(逆引き)
森の中は薄暗く、ところどころに日漏れがして、草に
斑紋
(
まだら
)
を作ってはいたが、夕暮のように薄暗かった。
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
斑紋(まだら)の例文をもっと
(2作品)
見る
けら
(逆引き)
これは
古渡
(
こわた
)
りの
無疵
(
むきず
)
で
斑紋
(
けら
)
のない
上玉
(
じょうだま
)
で、これを差上げ様と存じます……お根付、へい左様で、
鏡葢
(
かゞみぶた
)
で、へい矢張り
青磁
(
せいじ
)
か何か時代のがございます、
琥珀
(
こはく
)
の様なもの、へえ
畏
(
かしこま
)
りました
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
斑紋(けら)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
しみ
(逆引き)
起こした体をまた横にし、雨もりの跡やら
黴
(
かび
)
の跡やら、
斑紋
(
しみ
)
だらけの古襖の裾に、これだけは艶かしく置いてある、緋の胴がけの三味線へ、冷たい視線を投げてやって、九十郎はいい放した。
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
斑紋(しみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
とらふ
(逆引き)
素人
(
しろうと
)
ながらに、近海物と、そうでない魚とを見分けることの出来るお三輪は、今
陸
(
おか
)
へ揚ったばかりのような黒く濃い
斑紋
(
とらふ
)
のある
鮎並
(
あいなめ
)
、口の大きく
鱗
(
うろこ
)
の
細
(
こまか
)
い
鱸
(
すずき
)
なぞを
眺
(
なが
)
めるさえめずらしく思った。
食堂
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
斑紋(とらふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ばらふ
(逆引き)
夜
(
よ
)
に
入
(
い
)
れば少し寒うございますなれども五月
上旬
(
はじめ
)
と云うので、南部の
藍
(
あい
)
の
子持縞
(
こもちじま
)
の
袷
(
あわせ
)
を
素
(
す
)
で着て、頭は
達磨返
(
だるまがえし
)
と云う結び髪に、*
平
(
ひら
)
との
金簪
(
きんかん
)
を差し、
斑紋
(
ばらふ
)
の
斑
(
ふ
)
の切れた
鬢櫛
(
びんぐし
)
を横の方へ差し
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
斑紋(ばらふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふもん
(逆引き)
斑紋
(
ふもん
)
美しき鷹の羽の
箭
(
そや
)
をつがへば、よろこびにわが弦は鳴らん、猟人よ。
獄中への手紙:11 一九四四年(昭和十九年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
斑紋(ふもん)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぶち
(逆引き)
と、自ら手拭出して拭きたりしも、化学染めの米沢平、乾ける後には、
定
(
さだ
)
めて
斑紋
(
ぶち
)
を留めたらん。気の毒に。
元日の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
斑紋(ぶち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“斑紋”の意味
《名詞》
斑 紋(はんもん)
まだらの模様。
(出典:Wiktionary)
斑
常用漢字
中学
部首:⽂
12画
紋
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
“斑紋”で始まる語句
斑紋裡
検索の候補
斑紋裡
“斑紋”のふりがなが多い著者
石井研堂
江戸川乱歩
島木健作
ロマン・ロラン
小島烏水
三遊亭円朝
石原純
島崎藤村
柳宗悦
国枝史郎