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鬢櫛
ふりがな文庫
“鬢櫛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
びんぐし
91.7%
びんくし
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びんぐし
(逆引き)
気の利いた口のきゝぶり、前半生に面白い話を持て居そうな女だ。負ってあるく荷は十貫目からあると云う。細君が
鬢櫛
(
びんぐし
)
と鶴子の
花簪
(
はなかんざし
)
を買うた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
待人の
紙綟
(
こより
)
が結ばっていそうだし、取残した
簾
(
すだれ
)
の目から
鬢櫛
(
びんぐし
)
が落ちて来そうで、どうやら
翠
(
みどり
)
の
帳
(
とばり
)
、
紅
(
くれない
)
の
閨
(
しとね
)
を、無断で通り抜ける気がして肩身が細い。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鬢櫛(びんぐし)の例文をもっと
(11作品)
見る
びんくし
(逆引き)
帯
(
おび
)
引占
(
ひきし
)
めて夫の……といふ
急
(
せ
)
き心で、昨夜待ち明した寝みだれ髪を、
黄楊
(
つげ
)
の
鬢櫛
(
びんくし
)
で掻き上げながら、その
大勝
(
だいかつ
)
のうちはもとより、慌だしく、方々心当りを探し廻つた。
夜釣
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
鬢櫛(びんくし)の例文をもっと
(1作品)
見る
鬢
漢検1級
部首:⾽
24画
櫛
漢検準1級
部首:⽊
19画
“鬢櫛”で始まる語句
鬢櫛山
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徳冨蘆花
三遊亭円朝
泉鏡花
吉川英治
宮本百合子