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花簪
ふりがな文庫
“花簪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はなかんざし
97.8%
かんざし
2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなかんざし
(逆引き)
本の
栞
(
しおり
)
に美しいといって、
花簪
(
はなかんざし
)
の房を仕送れば、
小
(
ちいさ
)
な洋服が似合うから一所に写真を取ろうといって、姉に叱られる
可愛
(
かわゆ
)
いのがあり。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お作は何やら糸織りの小袖に着換えて、派手な
花簪
(
はなかんざし
)
を
挿
(
さ
)
し、長火鉢の前に、
灯影
(
ひかげ
)
に
背
(
そむ
)
いて、うつむいたままぽつねんと坐っていた。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
花簪(はなかんざし)の例文をもっと
(45作品)
見る
かんざし
(逆引き)
その上に飛ぶ金銀の蝶々を
花簪
(
かんざし
)
に使う針金で浮かしてヒラヒラと動くようにして帯の唐草模様を
絵刳
(
えく
)
り
込
(
こ
)
みにした、錦絵とも舞台面ともまるで違った眼も
眩
(
まば
)
ゆい美しさの中に、阿古屋の似顔が
押絵の奇蹟
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
花簪(かんざし)の例文をもっと
(1作品)
見る
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
簪
漢検1級
部首:⽵
20画
“花簪”で始まる語句
花簪児
検索の候補
花簪児
玉簪花
簪花
“花簪”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
与謝野寛
倉田百三
樋口一葉
徳田秋声
泉鏡花
高浜虚子
水上滝太郎
夏目漱石
長塚節