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灯影
ふりがな文庫
“灯影”のいろいろな読み方と例文
旧字:
燈影
読み方
割合
ほかげ
86.2%
ひかげ
11.6%
あかり
0.7%
とうえい
0.7%
ともしび
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほかげ
(逆引き)
金網を張った白壁の
切窓
(
きりまど
)
に、かすかな
灯影
(
ほかげ
)
がゆらめいていたので、何心なく
覗
(
のぞ
)
いてみると、さっきの二人が、ここへ入り込んでいた。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
灯影(ほかげ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひかげ
(逆引き)
牛込
見附
(
みつけ
)
迄
来
(
き
)
た
時
(
とき
)
、遠くの小石川の
森
(
もり
)
に数点の
灯影
(
ひかげ
)
を
認
(
みと
)
めた。代助は
夕飯
(
ゆふめし
)
を
食
(
く
)
ふ考もなく、三千代のゐる方角へ
向
(
む
)
いて
歩
(
ある
)
いて
行
(
い
)
つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
灯影(ひかげ)の例文をもっと
(16作品)
見る
あかり
(逆引き)
灯影
(
あかり
)
は
凹
(
へこ
)
んだ傷口の底まで届き、
淡紅色
(
ときいろ
)
の頸動脈はありありと眼に見えるほど、露出していた。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
灯影(あかり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
とうえい
(逆引き)
永代橋に近くなると、宏大な三菱倉庫が鉄板の戸口につけた薄暗い
灯影
(
とうえい
)
で、却つてあたりを物淋しくしてゐる。
町中の月
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
灯影(とうえい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ともしび
(逆引き)
ただ、内へ帰るのを待兼ねて、大通りの露店の
灯影
(
ともしび
)
に、
歩行
(
ある
)
きながら、ちらちらと見た、絵と、かながきの処は、——ここで小母さんの話した、——後のでない、前の巳巳巳の話であった。
絵本の春
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
灯影(ともしび)の例文をもっと
(1作品)
見る
“灯影”の意味
《名詞》
ともしび。灯火。
灯火の影。
(出典:Wiktionary)
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
影
常用漢字
中学
部首:⼺
15画
“灯影”で始まる語句
灯影無睡
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