“見附”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みつけ60.3%
みつ30.1%
みつき4.1%
みつか2.7%
めっ2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛込見附みつけとき、遠くの小石川のもりに数点の灯影ひかげみとめた。代助は夕飯ゆふめしふ考もなく、三千代のゐる方角へいてあるいてつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
一念天にとどいたか、ある大林のその中に、名さえも知らぬ木なれども、色もにおいもいと高き、十の木の実をお見附みつけなされたじゃ。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
友「へい/\/\御進物にはこれは飛んだお見附みつきも宜しく、出した処も宜しゅうございます、この方は二段口になって、これは更紗形さらさがたで、表は印伝になって居りますから」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
折角せつかく御越おこしやさかい、山中やまぢうさがしましたがたつたぽんほか見附みつかりまへなんので、えらどんこととす」
茸の香 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
権「気に入らないよ、わたしはいやだよ、それより甘いものがすきだから口取くちとりか何かありそうなものだ、見附めっけて来ておくれ」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)