“筋違見附”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すじかいみつけ87.5%
すぢかいみつけ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけさせて、小銭がないから今晩戌刻いつつ(八時)の鐘が鳴ったら、筋違見附すじかいみつけの側まで、簪を持って金を受取りに来てくれと言った——
明治六年筋違見附すじかいみつけを取壊してその石材を以て造った眼鏡橋めがねばしはそれと同じような形の浅草橋あさくさばしと共に、今日は皆鉄橋にけ替えられてしまった。
「ある、ある。その上不思議な事に金脚きんあしの簪にまで、念入りに銀流しをかけさせて、小錢がないから今晩戌刻いつゝの鐘が鳴つたら、筋違見附すぢかいみつけの側まで、簪を持つて金を受取りに來てくれと言つた—」