“すじかいみつけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
筋違見附100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人は右を見、左を見して、本郷ほんごう森川宿から神田明神かんだみょうじんの横手に添い、筋違見附すじかいみつけへと取って、復興最中の町にはいった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「通新石町から筋違見附すじかいみつけ、浅草御門、橋を越して外神田あたりまで、町役人を一々当ってみたが、この一と月の間に越して来た者は二十二三軒はあります」
彼は右を見、左を見して、新規にかかった石造りの目鏡橋めがねばしを渡った。筋違見附すじかいみつけももうない。その辺は広小路ひろこうじに変わって、柳原やなぎわらの土手につづく青々とした柳の色が往時を語り顔に彼の目に映った。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)