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金脚
ふりがな文庫
“金脚”の読み方と例文
読み方
割合
きんあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんあし
(逆引き)
スウェーデンの
牧牛女
(
うしかいめ
)
は狼を
黙者
(
だんまり
)
、
灰色脚
(
はいいろあし
)
、
金歯
(
きんば
)
など呼び、熊を
老爺
(
おやじ
)
、
大父
(
おおちち
)
、十二
人力
(
にんりき
)
、
金脚
(
きんあし
)
など名づけ決してその本名を呼ばず
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
夢の世を夢よりも
艶
(
あでやか
)
に
眺
(
なが
)
めしむる黒髪を、乱るるなと畳める
鬢
(
びん
)
の上には、
玉虫貝
(
たまむしかい
)
を
冴々
(
さえさえ
)
と
菫
(
すみれ
)
に刻んで、細き
金脚
(
きんあし
)
にはっしと打ち込んでいる。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
銀杏返
(
いてふがへし
)
を
引約
(
ひつつ
)
めて、
本甲蒔絵
(
ほんこうまきゑ
)
の
挿櫛
(
さしぐし
)
根深
(
ねぶか
)
に、大粒の
淡色瑪瑙
(
うすいろめのう
)
に
金脚
(
きんあし
)
の
後簪
(
うしろざし
)
、
堆朱彫
(
ついしゆぼり
)
の
玉根掛
(
たまねがけ
)
をして、
鬢
(
びん
)
の
一髪
(
いつぱつ
)
をも乱さず、
極
(
きは
)
めて快く結ひ
做
(
な
)
したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
金脚(きんあし)の例文をもっと
(6作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
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金
金色
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