“金歯”の読み方と例文
旧字:金齒
読み方割合
きんば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
スウェーデンの牧牛女(うしかいめ)は狼を黙者(だんまり)、灰色脚(はいいろあし)、金歯(きんば)など呼び、熊を老爺(おやじ)、大父(おおちち)、十二人力(にんりき)、金脚(きんあし)など名づけ決してその本名を呼ばず
「私(わたし)、とれた金歯(きんば)を売(う)ってこようかと思(おも)っているのです。新聞(しんぶん)の広告(こうこく)を見(み)ると、金(きん)ならなんでも高(たか)く買(か)うと書(か)いてありますから。」
金歯 (新字新仮名) / 小川未明(著)
玄象道人は頭を剃(そ)った、恰幅(かっぷく)の好(い)い老人だった。が、金歯(きんば)を嵌(は)めていたり、巻煙草をすぱすぱやる所は、一向道人らしくもない、下品な風采(ふうさい)を具えていた。
奇怪な再会 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)