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金歯
ふりがな文庫
“金歯”の読み方と例文
旧字:
金齒
読み方
割合
きんば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんば
(逆引き)
スウェーデンの
牧牛女
(
うしかいめ
)
は狼を
黙者
(
だんまり
)
、
灰色脚
(
はいいろあし
)
、
金歯
(
きんば
)
など呼び、熊を
老爺
(
おやじ
)
、
大父
(
おおちち
)
、十二
人力
(
にんりき
)
、
金脚
(
きんあし
)
など名づけ決してその本名を呼ばず
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「
私
(
わたし
)
、とれた
金歯
(
きんば
)
を
売
(
う
)
ってこようかと
思
(
おも
)
っているのです。
新聞
(
しんぶん
)
の
広告
(
こうこく
)
を
見
(
み
)
ると、
金
(
きん
)
ならなんでも
高
(
たか
)
く
買
(
か
)
うと
書
(
か
)
いてありますから。」
金歯
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
玄象道人は頭を
剃
(
そ
)
った、
恰幅
(
かっぷく
)
の
好
(
い
)
い老人だった。が、
金歯
(
きんば
)
を
嵌
(
は
)
めていたり、巻煙草をすぱすぱやる所は、一向道人らしくもない、下品な
風采
(
ふうさい
)
を具えていた。
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
金歯(きんば)の例文をもっと
(6作品)
見る
“金歯”の意味
《名詞》
金でできた義歯。
金冠を被せた歯。
(出典:Wiktionary)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
歯
常用漢字
小3
部首:⽌
12画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚
“金歯”のふりがなが多い著者
南方熊楠
夏目漱石
海野十三
芥川竜之介
小川未明