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一髪
ふりがな文庫
“一髪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっぱつ
83.3%
いつぱつ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっぱつ
(逆引き)
而
(
しこう
)
して露国またその
虚
(
きょ
)
に
乗
(
じょう
)
ぜんとす。その
危機
(
きき
)
実に
一髪
(
いっぱつ
)
と
謂
(
い
)
わざるべからず。
若
(
も
)
し幕府にして
戦端
(
せんたん
)
を開かば、その
底止
(
ていし
)
するところ
何
(
いずれ
)
の
辺
(
へん
)
に在るべき。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
一時
(
ひとしきり
)
魔鳥
(
まちょう
)
の
翼
(
つばさ
)
と
翔
(
かけ
)
りし黒雲は全く
凝結
(
ぎょうけつ
)
して、
一髪
(
いっぱつ
)
を動かすべき風だにあらず、気圧は低落して、呼吸の自由を
礙
(
さまた
)
げ、あわれ肩をも
抑
(
おさ
)
うるばかりに覚えたりき。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一髪(いっぱつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
いつぱつ
(逆引き)
銀杏返
(
いてふがへし
)
を
引約
(
ひつつ
)
めて、
本甲蒔絵
(
ほんこうまきゑ
)
の
挿櫛
(
さしぐし
)
根深
(
ねぶか
)
に、大粒の
淡色瑪瑙
(
うすいろめのう
)
に
金脚
(
きんあし
)
の
後簪
(
うしろざし
)
、
堆朱彫
(
ついしゆぼり
)
の
玉根掛
(
たまねがけ
)
をして、
鬢
(
びん
)
の
一髪
(
いつぱつ
)
をも乱さず、
極
(
きは
)
めて快く結ひ
做
(
な
)
したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
お峯は
苦笑
(
にがわらひ
)
しつ。
明
(
あきらか
)
なる障子の
日脚
(
ひざし
)
はその
面
(
おもて
)
の
小皺
(
こじわ
)
の読まれぬは無きまでに照しぬ。髪は薄けれど、
櫛
(
くし
)
の歯通りて、
一髪
(
いつぱつ
)
を乱さず
円髷
(
まるわげ
)
に結ひて顔の色は赤き
方
(
かた
)
なれど、いと好く
磨
(
みが
)
きて
清
(
きよら
)
に
滑
(
なめらか
)
なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
一髪(いつぱつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一髪”の意味
《名詞》
一髪(いっぱつ)
一本の髪の毛。
一本の髪の毛ほどの隙間。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
髪
常用漢字
中学
部首:⾽
14画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
検索の候補
間一髪
危機一髪
一糸一髪
水天一髪
“一髪”のふりがなが多い著者
石河幹明
尾崎紅葉
中里介山
吉川英治
泉鏡花