“小皺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こじわ96.6%
こしわ1.7%
こじは1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有閑好色紳士めいた鼻のわきの小皺こじわとが、イギリス人らしいあっけない群集のなかを、映画用微笑とともにゆるくドライヴして行った。
年は四十五六、繊細きしやな手にすら小皺こしわが見えてゐた
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
夫人は四十五六であらうか、色の白い細面ほそおもての、目の大きくぱつちりとした、小皺こじはが寄りながらも肉附にくづきの豊かなほゝなどの様子は四十歳ばかりとしか見えない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)