“こじわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小皺98.3%
小襞1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、彼はまたふと阿賀妻の存在に気づくのだ。彼のひろい顔は、あぐらをかいている大きな鼻のまわりに不快げな小皺(こじわ)を集めていた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
大きな、笑うと目元に小皺(こじわ)の寄る、豊頬(ふっくり)した如何(いか)にも愛嬌のある円顔で、形(なり)も大柄だったが、何処か円味が有り、心も其通り角(かど)が無かった。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
襖(ふすま)を明けると六畳の間には蒲団が引放(ひきはな)しになっていて、掛蒲団は床の間の方へと跳ねのけられ、白い上敷(シイツ)の或処(あるところ)にはいやに小襞(こじわ)が沢山よっていた。
夏すがた (新字新仮名) / 永井荷風(著)