“筋違”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すじかい58.2%
すぢかひ14.5%
すじか10.9%
すぢか5.5%
すぢちがひ3.6%
すじちがい1.8%
すじっかい1.8%
すぢちが1.8%
すぢつかひ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると新らしく線路を延長する計劃でもあると見えて、彼の通路に当る往来の一部分が、最も無遠慮な形式で筋違に切断されていた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
神田から下谷日本橋界隈に、總髮姿で身體の利きさうな男といふと、筋違見附外に大道易者をしてゐる、浪人大谷道軒の外にはありません。
筋違いに岩脈がほとばしって、白衣の道者たちが大沢で祈ったのと同じように、この岩脈を十二薬師の体現と信じて、崇拝するという話である。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
此土偶は常陸國相馬郡小文間にて發見せし物にして岡田毅三郎氏の所藏(第一回の揷圖右の方下の隅を見よ)他の一はの幅廣き帽子をば前部にて筋違ひに截り
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
吟味致すに筋違とは如何なる儀にや此段承まはりたしと御老人り切たる有樣なれば將軍にも御當惑の體にてが名君のし見え給ひど御の御樣子にて太田主計頭を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そのに触れ、手に触り、寄ったり、放れたり、筋違退いたり、背後へ出たり、附いて廻って弥吉は、きょろきょろ、目ばかりかして黙然で。
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
うて筋違から二軒目に小さな柳の樹が一本、その低い枝のしなやかに垂れた葉隠れに、一間口二枚の腰障子があって、一枚には仮名、一枚には真名で豆腐と書いてある。
三尺角 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
重役へ願ひしが自己言状を立んとて取上られずろなく今朝直願に及びしが是又御親子の御愛情され給ひ筋違ひの事重役を蔑如し大法に背くとの趣きにて重き上意をり予は閉門
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うて筋違から二軒目さなが一のしなやかにれた葉隱れに、一間口腰障子があつて、一には假名、一には眞名豆腐いてある。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)