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黙然
ふりがな文庫
“黙然”のいろいろな読み方と例文
旧字:
默然
読み方
割合
もくねん
85.1%
だんまり
10.4%
もくぜん
3.0%
だんま
0.7%
もだ
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もくねん
(逆引き)
しばらく
黙然
(
もくねん
)
として三千代の顔を見ているうちに、女の頬から血の色が次第に退ぞいて行って、普通よりは眼に付く程蒼白くなった。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
黙然(もくねん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
だんまり
(逆引き)
と
雫
(
しずく
)
を切って、ついと出すと、他愛なさもあんまりな、目の色の変りよう、
眦
(
まなじり
)
も
屹
(
きっ
)
となったれば、女房は気を打たれ、
黙然
(
だんまり
)
でただ目を
睜
(
みは
)
る。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
黙然(だんまり)の例文をもっと
(14作品)
見る
もくぜん
(逆引き)
ト云いながらお勢は
起上
(
たちあが
)
ッて、二階を降りてしまッた。跡には
両人
(
ふたり
)
の者が、
暫
(
しば
)
らく手持
無沙汰
(
ぶさた
)
と云う気味で
黙然
(
もくぜん
)
としていたが、やがて文三は厭に落着いた声で
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
黙然(もくぜん)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
だんま
(逆引き)
支
(
つ
)
いて
突立
(
つッた
)
ったその三味線を、次の
室
(
ま
)
の暗い方へ
密
(
そっ
)
と
押遣
(
おしや
)
って、がっくりと筋が
萎
(
な
)
えた風に、折重なるまで
摺寄
(
すりよ
)
りながら、
黙然
(
だんま
)
りで、
燈
(
ともしび
)
の影に水のごとく
打揺
(
うちゆら
)
ぐ、お三重の背中を
擦
(
さす
)
っていた。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
黙然(だんま)の例文をもっと
(1作品)
見る
もだ
(逆引き)
黙然
(
もだ
)
居
(
を
)
りて
賢
(
さか
)
しらするは
酒
(
さけ
)
飲
(
の
)
みて
酔泣
(
ゑひなき
)
するになほ
如
(
し
)
かずけり (同・三五〇)
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
黙然(もだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
黙
常用漢字
中学
部首:⿊
15画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
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