“默然”のいろいろな読み方と例文
新字:黙然
読み方割合
もくねん53.3%
だんまり26.7%
もくぜん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身にまと何樣どのやうなる出世もなるはずを娘に別れ孫を失ひ寄邊よるべなぎさ捨小舟すてこぶねのかゝる島さへなきぞとわつばかりに泣沈なきしづめり寶澤は默然もくねんと此長物語を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
家内かないが。)(家内かないが。)と雙方さうはう同音どうおんつたが==毎々まい/\世話せわに==とふべきところを、同時どうじ兩方りやうはうでのみみの一寸ちよつと默然だんまり
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
聞てしやう兵衞は默然もくぜんとして居たりしが又大岡殿仰らるゝ樣其方なんなんいく日何故古郷を立て江戸えどへ來りしぞしやう兵衞ヘイ二三年あと身代しんだい零落れいらくに付き稼ぎの爲めまかり出しと云ふを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)