“毎々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つねづね35.0%
まいまい20.0%
まい/\20.0%
こと/″\10.0%
ことごと5.0%
たびたび5.0%
つね/″\5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その都度母が言ったは、カレイが人間だった時、毎々つねづね不服で親を睨んだ、その罰で魚に転生してのちまでも、眼が面の一側にかたより居ると。
毎々つねづね申され候事に、神道を明白に人々の腹へ入る如く書を著し、 天朝より開板して天下へ御頒示はんじされたしとしきり祈念きねん仕り居られ候。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
アラ、奥様おくさん勿体ないこと、奥様の信仰の堅くてらつしやいますことは、良人やど毎々つねづね御噂申上げるので御座いましてネ、お前などはホンとに意気地いくぢが無くてけないツて、貴女
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
毎々まいまい申上もうしあげますとおり、わたくしどもの世界せかいでは何事なにごとはなは手取てっとばやはこびます。
今まで毎々まいまいヤバイからだになって、一晩のうちに何十里と、江戸を離れてしまわなければならない必要にせまられるから、いやでも応でも、早足は渡世道具のひとつ。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
私共の村住居むらずまい年標ねんひょうとして、私は毎々まいまいお客に此杉の木をゆびさします。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
婦人をんなはものにねたやう、いま悪戯いたづら、いや、毎々まい/\ひき蝙蝠かはほりとおさるで三ぢや。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
わし病院びやうゐんれること不承知ふしようちかと毎々まい/\かれるのであるが
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
雙方さうはう同音どうおんつたが==毎々まい/\世話せわに==とふべきところを、同時どうじ兩方りやうはうでのみみの一寸ちよつと默然だんまり
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
母樣はゝおやは子に甘きならひ、聞く毎々こと/″\に身にしみて口惜しく、父樣とゝさんは何と思し召すか知らぬが元來もと/\此方こちから貰ふて下されと願ふて遣つた子ではなし
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
母親はゝおやあまきならひ、毎々こと/″\にしみて口惜くちをしく
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
母親は子に甘きならひ、聞く毎々ことごとに身にしみて口惜くちをしく、父様ととさんは何とおぼし召すか知らぬが元来もともと此方こちから貰ふて下されと願ふて遣つた子ではなし
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
最早もう今度こんどは落ちた、と彼は毎々たびたび観念した。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
而して今にして知りぬ、古人が自家見証につきて語る所の、毎々つね/″\いたづらに人をして五里霧中に彷徨はうくわうせしむるの感ある所以ゆゑんを。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)