トップ
>
毎々
>
まい/\
ふりがな文庫
“
毎々
(
まい/\
)” の例文
(
家内
(
かない
)
が。)(
家内
(
かない
)
が。)と
雙方
(
さうはう
)
同音
(
どうおん
)
に
云
(
い
)
つたが==
毎々
(
まい/\
)
お
世話
(
せわ
)
に==と
云
(
い
)
ふべき
處
(
ところ
)
を、
同時
(
どうじ
)
に
兩方
(
りやうはう
)
でのみ
込
(
こ
)
みの
一寸
(
ちよつと
)
默然
(
だんまり
)
。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
『
東京
(
とうきやう
)
の
仕事
(
しごと
)
は
如何
(
どう
)
です。
新聞
(
しんぶん
)
は
毎々
(
まい/\
)
難有
(
ありがた
)
う、
續々
(
ぞく/\
)
面白
(
おもしろ
)
い
議論
(
ぎろん
)
が
出
(
で
)
ますなア』と
先生
(
せんせい
)
は
僕
(
ぼく
)
の
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
るや
口
(
くち
)
を
開
(
ひら
)
きました。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
醫者
(
いしや
)
は
例
(
れい
)
の
安田
(
やすだ
)
が
來
(
く
)
るので
斯
(
か
)
う
素人
(
しろうと
)
まかせでは
我
(
わが
)
まゝばかり
募
(
つの
)
つて
宜
(
よ
)
くあるまいと
思
(
おも
)
はれる、
私
(
わし
)
の
病院
(
びやうゐん
)
へ
入
(
い
)
れる
事
(
こと
)
は
不承知
(
ふしようち
)
かと
毎々
(
まい/\
)
聞
(
き
)
かれるのであるが
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
己は
毎々
(
まい/\
)
、外出中の時間を有効に使用する事に
馴
(
なれ
)
て居るので、自転車を小屋の
木戸番
(
きどばん
)
に預けると、直に切符の売り場へ行って、「魔術は何時から始まるのですか。」と、其処の少女に聞いて見た。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
……
貴下
(
あなた
)
の
前
(
まへ
)
でござりますが、
我
(
われ
)
ながら
愛想
(
あいそ
)
の
盡
(
つ
)
きた
不身持
(
ふみもち
)
でござりまして、
毎々
(
まい/\
)
男
(
をとこ
)
の
面目玉
(
めんぼくだま
)
が
溝漬
(
どぶづけ
)
の
茄子
(
なす
)
に
成
(
な
)
らうとする
處
(
ところ
)
を、
幾度
(
いくたび
)
お
救
(
すくひ
)
を
頂
(
いたゞ
)
いたか
分
(
わか
)
りません。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
婦人
(
をんな
)
はものに
拗
(
す
)
ねたやう、
今
(
いま
)
の
悪戯
(
いたづら
)
、いや、
毎々
(
まい/\
)
、
蟇
(
ひき
)
と
蝙蝠
(
かはほり
)
とお
猿
(
さる
)
で三
度
(
ど
)
ぢや。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
最
(
も
)
う
目
(
め
)
が
見
(
み
)
えぬ、
一生
(
いつしやう
)
の
大難
(
たいなん
)
でござりますと、
御新姐樣
(
ごしんぞさま
)
をお
拜
(
をが
)
み
申
(
まを
)
して、
此
(
こ
)
の二十
里
(
り
)
先
(
さき
)
の
大巖
(
おほいは
)
の
不動樣
(
ふどうさま
)
と
申
(
まを
)
すのへ、お
籠
(
こも
)
りの
願掛
(
ぐわんが
)
けに
參
(
まゐ
)
りたい、と
泣
(
な
)
いて
見
(
み
)
せて、
最
(
も
)
う
其
(
そ
)
れまでにも
毎々
(
まい/\
)
の
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
毎
常用漢字
小2
部首:⽏
6画
々
3画
“毎”で始まる語句
毎
毎日
毎年
毎晩
毎朝
毎夜
毎月
毎時
毎度
毎日々々