“大難”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいなん87.5%
たいなん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで、私(わたくし)の心配(しんぱい)するのは、義侠(をとこぎ)な大佐閣下(たいさかつか)は、吾等(われら)の大難(だいなん)を助(たす)けやうとして、御自身(ごじしん)に危險(きけん)をお招(まね)きになる樣(やう)な事(こと)はあるまいか。
ひとり問(と)い、ひとり答えて、はては当面(とうめん)の大難(だいなん)にあたまも惑乱(わくらん)して、ぼうぜんと、そこに、腕(うで)ぐみのまま立ちすくんでしまったのである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
最(も)う目(め)が見(み)えぬ、一生(いつしやう)の大難(たいなん)でござりますと、御新姐樣(ごしんぞさま)をお拜(をが)み申(まを)して、此(こ)の二十里(り)先(さき)の大巖(おほいは)の不動樣(ふどうさま)と申(まを)すのへ、お籠(こも)りの願掛(ぐわんが)けに參(まゐ)りたい、と泣(な)いて見(み)せて、最(も)う其(そ)れまでにも毎々(まい/\)の
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)