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惑乱
ふりがな文庫
“惑乱”の読み方と例文
旧字:
惑亂
読み方
割合
わくらん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わくらん
(逆引き)
ひとり
問
(
と
)
い、ひとり答えて、はては
当面
(
とうめん
)
の
大難
(
だいなん
)
にあたまも
惑乱
(
わくらん
)
して、ぼうぜんと、そこに、
腕
(
うで
)
ぐみのまま立ちすくんでしまったのである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひややかなまま母、思いやりのない夫、家の人びとのあまりにすげなきしぶりを気づいては、お政は
心中
(
しんちゅう
)
惑乱
(
わくらん
)
してほとんど
昏倒
(
こんとう
)
せんばかりに
悲
(
かな
)
しい。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
惑乱
(
わくらん
)
と
寂寥
(
せきりょう
)
とが、同時に彼の心を
捉
(
とら
)
えていた。「ひとりぽっち」という言葉が異様に彼の胸に響いたのである。
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
惑乱(わくらん)の例文をもっと
(7作品)
見る
“惑乱”の意味
《名詞》
正気を失うほど心が乱れること。
人心などを惑わし、乱すこと。
(出典:Wiktionary)
惑
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
“惑”で始まる語句
惑
惑溺
惑星
惑亂
惑酔
惑信
惑悩
惑情
惑深
惑病
検索の候補
顛動惑乱
“惑乱”のふりがなが多い著者
柏原孝章
加藤道夫
下村湖人
梅崎春生
伊藤左千夫
吉川英治