“毎時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつ52.0%
いつも36.0%
いつでも12.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも少しは、何かせねばならぬこともあって、二三日を置いてまた行った。私は電車に乗っている間が毎時いつも待遠しかった。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
神秘に近いものが毎時いつもおくじに現われているようにさえ思うのであった。米の相場師などがよく朝早くやって来た。「吉」が出ると
性に眼覚める頃 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
この授業を止むやすまないでは毎時いつでも論があって、校長は大抵の場合には休む方針を執り、幹事先生は成るべく休まない方を主張した。が、祇園の休業は毎年の例であった。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)