“いつでも”の漢字の書き方と例文
語句割合
毎時100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この授業を止むやすまないでは毎時いつでも論があって、校長は大抵の場合には休む方針を執り、幹事先生は成るべく休まない方を主張した。が、祇園の休業は毎年の例であった。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
十年も交際つきあつて居て、それで毎時いつでも初対面のやうな気のする人も有るし、又、君のやうに、其様そんなに深い懇意な仲で無くても、斯うして何もかも打明けて話したい人が有る。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
稲垣の話は毎時いつでも自分の娘のことに落ちて行った。それがこの人の癖であった。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)