“いつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イツ
語句割合
何時57.1%
何日9.4%
7.4%
3.2%
3.0%
2.9%
1.8%
1.6%
1.3%
1.0%
0.8%
毎時0.8%
0.6%
0.6%
平生0.6%
0.5%
0.4%
0.4%
0.3%
0.3%
何年0.3%
0.3%
平時0.3%
0.3%
0.3%
平常0.3%
平日0.3%
0.3%
0.2%
何刻0.2%
如何0.2%
居着0.2%
0.2%
0.1%
0.1%
0.1%
常時0.1%
0.1%
早晩0.1%
毎年0.1%
稜威0.1%
0.1%
0.1%
伊都0.1%
毎次0.1%
0.1%
云付0.1%
云附0.1%
何歳0.1%
何爲0.1%
何處0.1%
0.1%
例年0.1%
例日0.1%
嫁入0.1%
0.1%
射尽0.1%
居付0.1%
居著0.1%
居附0.1%
0.1%
常日0.1%
幾時0.1%
0.1%
毎度0.1%
0.1%
0.1%
言付0.1%
0.1%
鋳付0.1%
0.1%
隨一0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うねうねとつづく街道筋を歩いて二人が何時の間にか石地蔵のある断崖の近くへくるまで南里君は鶺鴒の巣のあることを忘れていた。
鶺鴒の巣 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
相「此の相川は年老いたれども、其の事は命に掛けて飯島様の御家の立つように計らいます、そこでお前は何日敵討に出立なさるえ」
かの天をるもの、またその徳をあまたにしてこれを諸〻の星に及ぼし、しかして自らなることをちてめぐる 一三六—一三八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
、有難う。』と竹山はになく礼を云つたが、平日の癖で直ぐには原稿に目もくれぬ。渠も亦平日の癖でそれを一寸不快に思つたが
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
兼「人を馬鹿にするなア、でもしめえにア其様な事だ、おやアを置いて行ったぜ、平清のお土産とは気が利いてる、一杯飲めるぜ」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
子モ出テ来ルッテ云ッテマシタカラ固ク止メテアルンデス。デスガ颯子ハイヽジャアリマセンカ、ドウシテ颯子ヲオ嫌イニナルンデス」
瘋癲老人日記 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
予もまたかかる畸形の岩を万一いわゆる基本財産次第で大社とく事もあらば尊崇の精神を失い神霊を侮辱する訳になると惟う。
と、のやうに寒い歯齦を出して笑つてゐる。画剣斎も、夢剣庵もまんざら悪くは無いが、もつといのはそ剣の事なぞ忘れてしまふのだ。
「ども、此奴も、ろくでもねえばかり。何だって、俺あ、あんな狐鼠狐鼠野郎とえ、血などめ合って、義兄弟になったんだろう」
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
迎えて陣屋の設けもできていません。今、直ちに逆寄せをなし給えば、をもって労を撃つで——必ず大捷を博すだろうと思います
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
か当に云々と続いて居るのだから、「話るべきか」の「か」は蛇足であり、この蛇足のために調子はひどく崩れる。
閑人詩話 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
お前は例の如く努力を始めた。お前の努力から受ける感じというのは、柄にもない飛び上りな行いをした後に毎時でも残される苦しい後味なのだ。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)
彼アイヌ、眉毛かがやき、白き髯胸にかき垂り、家屋に萱畳敷き、さやさやと敷き、かしきアツシシ、マキリ持ち、研ぎ、あぐらゐ、ふかぶかとその眼れり。
(新字旧仮名) / 北原白秋(著)
年足らずの十三を、十五だとわって、姉は十六銭の日給を貰うために、朝五時から起きて、いそいそと一里も離れている専売局にった。
戦争雑記 (新字新仮名) / 徳永直(著)
その日神中が銀行へ往ったところで、他の銀行員は平生になく神中にの眼を向けた。神中はどうしたことだろうと思っていると、知人が出て来て
雀が森の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
帰りには、主僧は停車場まで人車を用意して置いて呉れた。を告げた時には日はもう暮れかけて居た。『もう、何うぞ——』私達はかうて幾度も辞した。
百日紅 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
も樂しさうに見えるばかりか、心事も至て正しいので孤兒には珍しいと叔父をはじめ土地の者皆に、感心せられて居たのである。
少年の悲哀 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
モシ若旦那ては「イヤ吾儕は花見にはモウぬ是から家へるなり」と言捨足を早めるに和吉は本意なき面地にて夫では花見はになつたかして見ば辨當を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わが國の大神をば絶待としてきまつる、わが丹心の至誠をば、ねがはくは見そなはし給へといふので、同時に作つた歌に
愛国歌小観 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
やい、しっかりしろ。と励ませば、八蔵はようように、脾腹を抱えて起上り、「あ、あ痛。……おお痛え、痛え、畜生非道いことをしやあがる。 ...
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
遠い九国への旅立なれば、帰るのが何年になるやら、……まずまず今宵は拙者のために、貴用をのばしてくられよ
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
尋ねしに夫婦の者浪人せしは其頃越後高田の城主松平越後守殿藩中にして二百石を側役し者なるが女房は同藩の娘にてお梅とて是も奧を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
然るにこの位な揶揄弄言は平生面と向って談笑の間に言合うにかかわらず、この手紙がイライラした神経によっぽどったものと見えて平時にない怒気紛々たる返事を直ぐ寄越した。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
出しども一度の返事もなし何處うして居なさるやらとてもれぬ者ならばそ死んだがならめと打しほれしがふり伯父樣ぞ三河町とやらへて樣子を尋ねて下されとめば長庵小首
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
奇觀妙觀つべし。で、激流打込んだ眞黒を、から突支棒にした高樓なぞは、股引に、輕業大屋臺を、チヨンとせたやうで面白い。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
被告の身にとつては人のい、福々した、朝餐く食べた裁判官に出会すといふ事が大切だが、原告になつてみると、平常も不満足たらしい
気分も平日になくいというので、髪も結って一枚着換えて出たのであった。
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
実は無知な余をわりせた死は、いつの間にか余の血管にり込んで、しい血を追い廻しつつ流れていたのだそうである。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ある時は安逸の中ゆ仰ぎ見るカントの「善」のくしかりし
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
彼女の石の如き拳は、如何までも冬子の黒髪を握り詰めて放さなかった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「あるかないか、昔からの言い伝えじゃ。お内儀さん、お前さんもこの土地に居着きなさるものなら、よく覚えておおきなさい、鉾尖ヶ岳から白馬ヶ岳まで一筋の雲……」
大菩薩峠:05 龍神の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そなたをいかほどもくしもうが、一度、心にき、自分の栄華栄達の道具に使えぬとわかったときには、子にもせよ、娘にもせよ、もはやとして憎むほかはないであろう——
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
一方よく一方はきものとくははり何方すてられぬ花紅葉はなけれど松野あはれなり、りとて竹村さしき姿えもしたれ、からぬ御志なさよ
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
主従ここで討死をした、姫は父を失い、母にはぐれ、山路に行き暮れて、悩んでいるのを、通りがかりの杣人が案内を承るとわり、姫を檜にしめ、路銀を奪って去った、ややありて姫は縛を解き
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
けれど心中は常時も不愉快で、自分がまさに行くべき位置に行くことも出来ず、みすみす栄ない日々の生活を送らなければならないのかと真から身の不幸せを歎いていた。
頸飾り (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
君のいふ魔法使ひの婆さんとは違つた、風流な愛とか人道とかくしむとか云つてるから悉くこれ慈悲忍辱の士君子かなんぞと考へたら、飛んだ大間違ひといふもんだよ。
子をつれて (旧字旧仮名) / 葛西善蔵(著)
領す澤井佐太夫の次男に友次郎といふ者あり當年十九歳にて古今無双の美男なりしが早晩の程にかお花となき中となり喜内が當番の留守の夜などにはにお花がに忍び來り語らう事も稀に有しかば彼の若黨の吾助は此樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
毎年も唯そわ/\と、心ばかり急がしそうにしているに経って行って了う。分けて此の秋くらい、斯うして斯様なに寂しい思いのするのは、初めて覚えることだ。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
天の石位を離れ、天の八重多那雲を押し分けて、稜威別き道別きて一〇、天の浮橋に、浮きじまり、そりたたして一一竺紫日向の高千穗のじふる一二天降りましき。
らけく、くしき
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
「これの鏡は、もはらが御魂として、吾が御前をくがごと、きまつれ。次に思金の神は、を取り持ちて、まをしたまへ
「天の下平ぎ、人民榮えなむ」とのりたまひて、すなはち意富多多泥古の命を、神主として、御諸山に、意富美和の大神の御前をき祭りたまひき。
(正鹿山津見の神より戸山津見の神まで并はせて八神。)かれ斬りたまへる刀の名は、天の尾羽張といひ、またの名は伊都の尾羽張といふ。
天の安の河の河上の天の石屋にます、名は伊都尾羽張の神、これ遣はすべし。もしまたこの神ならずは、その神の子建御雷の神、これ遣はすべし。
緑雨はお抱えの俥が毎次でも待ってるからいとしても、こっちはわざわざ高い宿俥で遠方まで出掛けるのは無駄だと思って
斎藤緑雨 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
三日に揚げずに来るのに毎次でも下宿の不味いものでもあるまいと、何処かへ食べに行かないかと誘うと、鳥は浜町筑紫でなけりゃア喰えんの、天麩羅は横山町丸新でなけりゃア駄目だのと
斎藤緑雨 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
の如く書くは誤れり。行書にて聿の如く書くことあれどもその場合には四箇の点を打たぬなり。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
誤りやすき字につきて或人は盡の上部はなりの中は王なりなど『説文』を引きて論ぜられ
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
阿呆らしい。———この手紙のことやったら、中姉ちゃんに云付けてやる云うて、こないだからかされててんわ」
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「ソンナコト絶対ニ許サナイワヨ、浄吉ニ云附ケテヤルカラ」
瘋癲老人日記 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
返來をさへとけてひしはなく、へばしさうな景色るおきのさかぎりなく、何歳までも嬰兒さまでしかたが御座りませぬ
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
米原北陸線分岐道とて、喜多にはひとり思出い。が、けるとい。所爲か、何爲もそゞろである。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
何處、何處からゐなくなつたんだ」
侯国の臣下でありながら、自分の家廟で、天子の舞である八の舞を舞わせるような、僭上沙汰までやっていると聞くが、もしこれをも忍ぶとしたら、天下に忍びがたいものはないわけじゃ。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
例年になく身體れがえた。かさ/\と乾燥した肌膚が一老衰者通有れさをせてるばかりでなく、きな身體てげつそりとがこけた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
つれなくへされなば甲斐もなきこと、兎角甚之助殿便きたしとけるが、其日夕方人形ちて例日よりもしげに、おゆゑ首尾よく
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
お前がそういつて剛情を張つておいでのところを見ると、うしてもあたしが彼家嫁入たのを根にもつて、あたしを呵責めて泣かして、笑つてくれやうと思つておいでなのにちがひない。
もつれ糸 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
成長まし/\器量拔群發明なれば加納將監夫婦に實子の如くくしみける或日徳太郎君にの女中みな四方山などしけるが若君には御運なき御生れなりと申すに徳太郎君御不審めし女中に向ひ其方ども予が事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
に、その刀を打ち折り、その箭種射尽くされたとでも申しましょうか……どうしても自殺されなければならぬ破目に陥って来られたのです。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
其れがまた以前の如く居付く様になり、到頭余が家のデカで死んだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
新開地に面白そうに、すぐ人畜が居著くのだ。
玄関や門などはなおさらのこと、……そういうもののあるのは、居附き地主か、名主か、医者の家位です。
われは車を下りて、些の稍事を買はゞやと酒店の中に入りぬ。店の前には狹き廊ありて、小龕に聖母をきまつり、さゝやかなる燈を懸けたり。
それでそこの魚屋の主人は米は障子を開ける前に、きっと叔父さんは常日ものように笑っているだろうと思って覗いて見たが、独人りで恐い顔をして庭の同じ処を見詰めていた。
(新字新仮名) / 横光利一(著)
「帆村君」と大江山課長が近づいて「怪紳士の行方が分るのは幾時ごろかね。十日も二十日もるのなら、こんなとこに立っていては風邪を引くからね」
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
此頃にお邪魔させていただきますわ
黒手組 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
眦裂る體を見て重四郎はへも行れねば其儘そこ/\我が家へ立歸り獨り倩々ふるに毎度に變りし今日の樣子且番頭が我を眦裂し事合點行ず扨は彼の文を父平兵衞に見せしにや其等の事より我が足を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
日本でも叡山の鼠禿倉の本地毘沙門といい(『耀天記』)、横尾明神は本地毘沙門で盗をわすためにき奉るという(『醍醐寺雑事記』)などその痕跡を留むる。
代助の右隣には自分と同年輩の男が丸髷にた美くしい細君を連れててゐた。代助は其細君の横顔を見て、自分の近付のある芸者によく似てゐると思つた。左隣には男四人許ゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
兄がおやじに言付けた。おやじがおれを勘当すると言い出した。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
美学者は笑いながら「実は君、あれは出鱈目だよ」と頭をく。「何が」と主人はまだわられた事に気がつかない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
此の絵(千里駒のお龍逆鋒を抜く図)は違つて居ます。鋒の上は天狗の面を二ツ鋳付けて一尺回りもありませうか、から金で中は空であるいのです。
千里駒後日譚 (新字旧仮名) / 川田瑞穂楢崎竜川田雪山(著)
のみならず翁は蒐集家です。しかし家蔵の墨妙のでも、黄金二十に換えたという、李営丘山陰泛雪図でさえ、秋山図の神趣に比べると、遜色のあるのをれません。
秋山図 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
此君にあたるあるまじとえけるが、とは隨一よしにて、ごとにも中姉樣れば、もとよりやさしきの、これは一段可愛がりて、さびしきなど
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)