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平時
ふりがな文庫
“平時”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いつも
64.1%
つね
12.8%
いつ
10.3%
へいじ
7.7%
ふだん
5.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつも
(逆引き)
潮の
退
(
おち
)
た時は沼とも思はるゝ入江が
高潮
(
たかしほ
)
と月の光とでまるで樣子が變り、僕には
平時
(
いつも
)
見慣れた泥臭い入江のやうな氣がしなかつた。
少年の悲哀
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
平時(いつも)の例文をもっと
(25作品)
見る
つね
(逆引き)
お通は家に帰りてより言行ほとんど
平時
(
つね
)
のごとく、あるいは泣き、あるいは怨じて、尉官近藤の夫人たる、
風采
(
ふうさい
)
と態度とを失うことをなさざりき。
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
平時(つね)の例文をもっと
(5作品)
見る
いつ
(逆引き)
銀之助の不平は
最早
(
もう
)
二月
(
ふたつき
)
前からのことである。そして
平時
(
いつ
)
も
此
(
この
)
不平を
明白
(
あからさま
)
に口へ出して言ふ時は『下宿屋だつて』を
持出
(
もちだ
)
す。決して腹の底の
或物
(
あるもの
)
は出さない。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
平時(いつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
へいじ
(逆引き)
然
(
しか
)
るを、
元嘉
(
げんか
)
、
京洛
(
きやうらく
)
の
貴婦人
(
きふじん
)
、
才媛
(
さいゑん
)
は、
平時
(
へいじ
)
に
件
(
くだん
)
の
墮馬髻
(
だばきつ
)
を
結
(
ゆ
)
ふ。たとへば
髷
(
まげ
)
を
片潰
(
かたつぶ
)
して
靡
(
なび
)
け
作
(
つく
)
りて
馬
(
うま
)
より
墮
(
お
)
ちて
髻
(
もとゞり
)
の
横状
(
よこざま
)
に
崩
(
くづ
)
れたる
也
(
なり
)
。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
平時(へいじ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ふだん
(逆引き)
岩——の士族屋敷もこの日はそのために多少の談話と
笑声
(
しょうせい
)
とを増し、
日常
(
ひごろ
)
さびしい杉の
杜
(
もり
)
付近までが何となく
平時
(
ふだん
)
と
異
(
ちが
)
っていた。
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
平時(ふだん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“平時”の意味
《名詞》
平 時(へいじ)
平常な時。変わった事の無い時。平素。
平和な時。戦争の無い時。「万国公法」により日本にもたらされた華製新漢語。
(出典:Wiktionary)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“平”で始まる語句
平
平常
平生
平素
平和
平坦
平伏
平地
平日
平家
検索の候補
天平時代
源平時代
時平
時平公
時平大臣
梶原平三景時
時平屋敷
時沢弥平
平大納言時忠
“平時”のふりがなが多い著者
国木田独歩
小山内薫
壺井栄
泉鏡花
幸田露伴
江見水蔭
泉鏡太郎
内田魯庵
樋口一葉
長谷川時雨