“京洛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいらく50.0%
きょうらく25.0%
みやこ20.0%
きやうらく5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湖水中での良質の水がまれるというのでここを「もくもく」と云い、京洛けいらくの茶人はわざわざ自動車で水を汲ませに寄越す。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
眼に、比叡ひえい四明しめい大紅蓮だいぐれんを見、耳に当夜の惨状を聞かされていた京洛きょうらくの人々は、信長が兵をひいて下山して来ると聞くと
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
京都の女なら、芸妓げいこ、仲居までが、攘夷じょういとは、どんなものか。京洛みやこには、今誰が来ているか、政変や、大官の往来などにも、関心を
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかるを、元嘉げんか京洛きやうらく貴婦人きふじん才媛さいゑんは、平時へいじくだん墮馬髻だばきつふ。たとへばまげ片潰かたつぶしてなびつくりてうまよりちてもとゞり横状よこざまくづれたるなり
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)