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いつ
小僧や。小「へえ。旦「お
隣へ
往てノ
蚊帳の
釣手を打つんだから
鉄槌を
貸して下さいと
然う
云つて
借りて
来い。小「へえ……
往て
参りました。旦「
貸して
呉れたか。 ...
出し
待ども一度の
返事もなし
何處に
何うして居なさるやらとても
逢れぬ者ならば
寧そ死んだが
勝ならめと打しほれしが
顏ふり
上伯父樣
何ぞ三河町とやらへ
往て樣子を尋ねて下されと
頼めば長庵
小首を
「でも、ええ氣になつて、引ツ張られて
往たぢやないか?」
往て
参りました。主「
大きに
御苦労だつた、早く
牡丹餅を食べな。小「へえ、
有難う
存じます、アヽ
此所なら
誰も知りやアしない
桶で
蓋をしてあるから
気が
附かない。 ...
自身番へ知らせて
遣ば
早々人や出來らん其時一
緒に見ながら通らん是は如何にと
言ければ如何にも夫は
面白しと二人は
直に
番屋に至り大聲揚て告けるは御町内に人殺あり早く
往て見らるべしとの知らせに自身番の
宿直の人は大いに驚き
定番の者を