“右往左往”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うおうさおう69.2%
うおうざおう23.1%
うわうざわう7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ホースを漏れる水の為に、雨降り挙句(あげく)の様な泥道を、右往左往(うおうさおう)する消防夫達に混って、狂喜の一寸法師がチョコチョコと走り廻った。
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
それは蛇形(だぎょう)の陣(じん)のごとく、うねうねと、裾野(すその)のあなたこなたからぬいめぐってくる一道(どう)の火影(ほかげ)である。多くの松明(たいまつ)が右往左往(うおうざおう)するさまにそういない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
母親(はヽおや)の別(わか)れに悲(かな)しき事(こと)を知(し)り盡(つく)して膓(はらわた)もみ切(き)るほど泣(な)きに泣(な)きしが今日(けふ)の思(おも)ひは夫(そ)れとも變(かは)りて、親切(しんせつ)勿体(もつたい)なし、殘念(ざんねん)などヽいふ感念(かんねん)が右往左往(うわうざわう)に胸(むね)の中(なか)を掻(か)き廻(まわ)して何(なに)が何(なに)やら夢(ゆめ)の心地(こヽち)
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)