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往日
ふりがな文庫
“往日”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いつぞや
25.0%
さきつひ
25.0%
いつか
12.5%
さき
12.5%
むかし
12.5%
わうじつ
12.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつぞや
(逆引き)
往日
(
いつぞや
)
もお話致しましたが、金力で無理に私を奪つて、遂にこんな体にして了つた、謂はば私の
讐
(
かたき
)
も同然なので。成程人は夫婦とも申しませうが私の気では何とも思つてをりは致しません。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
往日(いつぞや)の例文をもっと
(2作品)
見る
さきつひ
(逆引き)
わが前にゆく者我にかゝる生を棄てしむ、こは
往日
(
さきつひ
)
これの——かくいひて日をさし示せり——姉妹の圓く現はれし時の事なり 一一八—一二〇
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
往日(さきつひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いつか
(逆引き)
往日
(
いつか
)
話した通り、私は身寄も友達も無いと謂つて可いくらゐの
独法師
(
ひとりぼつち
)
の体だから、気分が悪くても、
誰
(
たれ
)
一人薬を飲めと言つてくれる者は無し、何かに就けてそれは心細いのだ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
往日(いつか)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
さき
(逆引き)
そしてヨブの所に来り見れば
往日
(
さき
)
の繁栄、往日の家庭、往日の貴き
風采
(
ふうさい
)
悉く失せて今は見る蔭もなく、身は足の
跖
(
うら
)
より
頂
(
いただき
)
まで悪しき
腫物
(
はれもの
)
に悩み
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
往日(さき)の例文をもっと
(1作品)
見る
むかし
(逆引き)
その
往日
(
むかし
)
そこの
斷崖
(
ガンケ
)
を
攀
(
よ
)
ぢて此方の
灣
(
いりうみ
)
の岸を見かへしたことがある、私の十六の春を回想した。
地方主義篇:(散文詩)
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
往日(むかし)の例文をもっと
(1作品)
見る
わうじつ
(逆引き)
わが手は戸に触れて音なふ声と共に、中には早や珍客の来遊におどろける言葉を洩らせるものあり。わが
音
(
おん
)
むかしに変らぬか、なつかしきものは
往日
(
わうじつ
)
の
知音
(
ちいん
)
なり。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
往日(わうじつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“往日”の意味
《名詞》
往 日(おうじつ)
過ぎ去った日。旧日。
(出典:Wiktionary)
往
常用漢字
小5
部首:⼻
8画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“往日”の類義語
過去
“往”で始まる語句
往
往来
往々
往來
往時
往生
往昔
往還
往復
往古
検索の候補
日往則月来
月往則日来
“往日”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
福士幸次郎
アリギエリ・ダンテ
内村鑑三
樋口一葉
北村透谷