“知音”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちいん64.3%
しるべ14.3%
ちおん14.3%
チイン7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山家やまがあたりにむものが、邸中やしきぢう座敷ざしきまでおほききのこいくつともなくたゝるのにこうじて、大峰おほみね葛城かつらぎわたつた知音ちいん山伏やまぶしたのんでると
くさびら (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ほか知音しるべも無くって請人うけにんになりてもないから、奉公する事も出来ねえで、いっそ身い投げべえとする所を旦那様に助けられ、今では雨にも風にも当らねえで
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
もんもりと雪ふりつもる朝まだき知音ちおんの墓はめて親しさ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
冥々メイメイ滅々、霊アラバ我心ヲラレヨ。此ヨリ天下再ビ知音チイン無カラン。嗚呼イタマシイ哉。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)