“ちいん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:チイン
語句割合
知音90.0%
智音10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが手は戸に触れて音なふ声と共に、中には早や珍客の来遊におどろける言葉を洩らせるものあり。わがおんむかしに変らぬか、なつかしきものは往日わうじつ知音ちいんなり。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
お角という奴が、胡麻をするかすらないか、そんなことはよけいなことだが、とにかく、藤原の伊太夫には相当知音ちいんの間柄と見える。その点を健斎が説明して言うには
智音ちいん得可からず。衆愚度し難し。フラゴナアルの以太利イタリイに修めんとするや、ブウシエそのかうを送つていはく、「ミシエル・アンジユが作を見ることなかれ。彼が如きは狂人のみ」