“知行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちぎょう87.9%
ちぎやう6.1%
ちこう3.0%
チギヤウ3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とはいえわしも大身ではない。織田信長様の家来、木下藤吉郎という者。知行ちぎょうは低いが、まだこの通り、若いのが取柄とりえといおうか。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
貴方方あなたがたは、しよつちゆう政府おかみの御用をてゐられる名誉の御境涯だから、別に知行ちぎやうなぞはお貰ひになりますまいな。」
美惠「知行ちこうや、妙桂や、出ておいで、泥坊が這入ったよ、戸締りを宜くして置かないからだ、妙達みょうたつや、宗榮そうえいや」
平家知行チギヤウノ国三十余ヶ国、スデニ半国ヲ超エタリ——”と古典のいうほどでもありませんが、とまれ藤原氏など、昔日の面影もなく、ただ上皇後白河の威と才略をたのんで
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)