“知行高”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちぎょうだか75.0%
こくだか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
知行高ちぎょうだかからいえばさほどではないが、家格はなかなか高い方であるとのこと——でもその家柄は、奥方のほうの家格に比べると、はるかに及ばないということ。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
太田筑前殿は老巧者ろうこうものだ、我等が上にいただいてもあえて不足はないが、駒井は何者だ、あれは我々よりズット年下、しかも知行高ちぎょうだかも格式も以前は我々におとること数等
そうすると日田の御金奉行は、その日田金を手蔓にして諸大名のお納戸金の遣繰りを初めとして、知行高こくだかの裏表、兵糧の貯蔵高たくわえだかまで立入ってコト明細に探り出す。