“斷崖”のいろいろな読み方と例文
新字:断崖
読み方割合
だんがい43.8%
きりぎし37.5%
がけ6.3%
きりきし6.3%
ガンケ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大佐たいさいへは、海面かいめんより數百尺すひやくしやくたか斷崖だんがいうへたてられ、まへはてしなき印度洋インドやうめんし、うしろ美麗びれいなる椰子やしはやしおほはれてる。
火見え歎きの聲きこえ、この斷崖きりぎしのさまいよ/\おそろしく、我はわなゝきつゝかたく我身をひきしめき 一二一—一二三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
斷崖がけ清水しみづ龍女りうぢよべうあり。われは浦島うらしまか、ひめれいぞとしが、やがてんぬ。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
斷崖きりきしの迫れるふちに
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
その往日むかしそこの斷崖ガンケぢて此方のいりうみの岸を見かへしたことがある、私の十六の春を回想した。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)