“美麗”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きれい43.6%
びれい33.3%
うつく5.1%
あてやか2.6%
あでやか2.6%
うつくし2.6%
うるは2.6%
うるはし2.6%
うるわ2.6%
りっぱ2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あいよ。」とおかあさんがって、はこなかから美麗きれい林檎りんごして、おんなにやりました。
彼の眼の前には神中の白い左の手の指が、美麗きれいきとおるように見えていた。彼はそのままその紙捻こよりを人さし指に巻きつけて、三度まわしてきちんと縛った。
雀が森の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
三十がらみでちょっと美麗きれいな女であったが、どこか横柄に、武蔵へ向って、子供へものをいいつけるように、
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたくし夕食後ゆふしよくごいつものやうに食堂しよくだう上部じやうぶ美麗びれいなる談話室だんわしつでゝ
そして属名の Iris はにじの意で、それは属中多くの花が美麗びれいないろいろの色に咲くから、これを虹にたとえたものだ。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「はい、夏向なつむき随分ずいぶん何千人という東京からの客人で、目の覚めるような美麗びれいかたもありまするが、なかなかこれほどのはないでございます。」
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
どこに一点汚れのないが、つんと隆い鼻の下の、八字の瑠璃と、照り合ひての美麗うつくしさ。
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
されど美麗うつくしき花の梢にも、尖針とげある世の人心恐ろしや。
葛のうら葉 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
ロミオ おゝ、あのひめ美麗あてやかさで、かゞや燭火ともしびまただんかゞやくわい! よるほゝ照映てりはゆるひめ風情ふぜい
苦労人くろうとが二人がかりで、妙子は品のいい処へ粋になって、またあるまじき美麗あでやかさを、飽かずながめて、小芳が幾度いくたび恍惚うっとり気抜けのするようなのを、ああ
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
手に取り見れば、年の頃二十歳はたちばかりなる美麗うつくし婦人おんなの半身像にて、その愛々しき口許くちもとは、写真ながら言葉を出ださんばかりなり。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
船中せんちゆうあさ食事しよくじは「スープ」のほか冷肉れいにく、「ライスカレー」、「カフヒー」それに香料にほひつた美麗うるはしき菓子くわし
これは地名を説明する伝説とも見られ、八女津媛は単に山中に住居した女酋長であったとしても、尋常と異った形貌をそなえた山が神の坐す所と思われていたことは、峰岫ほうしゅう重畳して美麗うるわしきこと甚し、しくは神其山に在るかとらせ給うたことから察せられるのである。
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
ロミオ それをたうはけれど、自分こちのゝ美麗りっぱさをようために、一しょにかう。