トップ
>
希代
ふりがな文庫
“希代”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きたい
61.9%
きだい
38.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きたい
(逆引き)
そこで手まえのあつかいますのは、
近江
(
おうみ
)
は
琵琶湖
(
びわこ
)
の
竹生島
(
ちくぶしま
)
に、千年あまり
伝
(
つた
)
わりました、
希代
(
きたい
)
ふしぎな
火焔独楽
(
かえんごま
)
——はい、火焔独楽!
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伊豆はそこまで云いかけると咄嗟に自分もじたばた格好をつくったが、
希代
(
きたい
)
な興奮に堪え難くなって
迸
(
ほとば
)
しるように笑いだした。
小さな部屋
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
希代(きたい)の例文をもっと
(13作品)
見る
きだい
(逆引き)
畸形児なんてものは、多くは白痴か低能児だが、あいつに限って、低能児どころか、実に恐しい
智慧者
(
ちえしゃ
)
なんだ。
希代
(
きだい
)
の悪党なんだ。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
まず、
権律師禅栄
(
ごんりつしぜんえい
)
というのが、やはり当寺の僧徒で
希代
(
きだい
)
の達人、これが宝蔵院のあとをつぎ申して、相変らず槍をやっておられたようにござる。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
希代(きだい)の例文をもっと
(8作品)
見る
“希代”の意味
《名詞》
希代(きだい、きたい、 「稀代」の「同音の漢字による書きかえ」)
世にも希なこと。
不思議なこと。
(出典:Wiktionary)
希
常用漢字
小4
部首:⼱
7画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“希”で始まる語句
希
希臘
希望
希有
希伯来
希臘人
希臘語
希伯來人
希知
希臘風
“希代”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
江見水蔭
江戸川乱歩
甲賀三郎
中里介山
森鴎外
泉鏡花
吉川英治
坂口安吾