“近江”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうみ82.0%
あふみ14.4%
おほみ0.9%
おうみの0.9%
おおみ0.9%
アフミ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしはそれより以前に伊賀近江のさみしい国境を歩いて越したこともありますが、鹿野山の峠道はもっとさみしいところでした。
力餅 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
はなをば、つてくごとに、そこにつづゝけてる、近江湖水のうちのたくさんの川口。そこにてゝゐる。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
近江のおほのぢやなくつて」とへた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
大海人皇子と申し上げた。天智天皇に皇子がなかったので早く東宮となられ、近江朝廷のもとに、長い間大和の施政に尽力された練達の政治家であった。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
近江楽浪比良山を吹きおろして来る風が、湖水のうえに至ると、釣している漁夫の袖の翻るのが見える、という極く単純な内容であるが、張りある清潔音の連続で
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
近江の都は離れ、飛鳥の都の栄えたその頃、あやまちもあやまち。日のみ子に弓引くたくみ、恐しや、企てをなされると言ふが、立ちました。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)