“近江輿地志略”の読み方と例文
読み方割合
おうみよちしりゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして真夜中にこの池の脇を通る人は、いつも水の底から機を織る音をきいたということであります。(近江輿地志略おうみよちしりゃく。滋賀県阪田郡大原村池下)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
近江輿地志略おうみよちしりゃく二十二の如きはこの社の祭神を伝教大師の母なりと言い、この日は女子此処まで登り拝し、それより七月八日まで一夏の間花を摘み仏に供するのが例であるとのみ記している。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
近江輿地志略おうみよちしりゃく』等によると五条・七条等の字が残っている地方も多い。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)