“近江屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうみや87.0%
あふみや13.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
では、かいつまんで申しまするが、てまえは日本橋の橋たもとに両替屋を営みおりまする近江屋おうみや勘兵衛かんべえと申す者にござります。
真先にこれを見附けたのが、すぐ近くの麹町一丁目に住む近江屋おうみやという木綿問屋の忰で、今年、九つになる松太郎。
近江屋あふみや旦那だんなかへつてて、梅喜ばいきいたから浅草あさくされてつたが、奥山おくやま見失みはぐつたけれども、いたからべつ負傷けがはないから安心してなとはれた時には
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
近江屋あふみやといふのはその頃の萬兩分限の一人ですが、二三年前に主人あるじが亡くなり、續いて一年ばかり前に、母親が死んで、今は、主人の弟、友二郎が支配人として、店の方一切を取仕切り、娘のおひな