“近江国”の読み方と例文
旧字:近江國
読み方割合
おうみのくに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富士山なども大昔近江国おうみのくにから飛んで来たもので、その跡が琵琶びわ湖になったのだという話がありました。奥州の津軽では、岩木山のことを津軽富士といっております。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
むかし近江国おうみのくに余呉湖よごのうみという湖水こすいちかさびしいむらに、伊香刀美いかとみというりょうしがんでおりました。
白い鳥 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
近江国おうみのくに犬上郡いぬがみごうり彦根藩三十五万石の城主、幕府の大老として今や飛ぶ鳥を落とす井伊掃部頭直弼だ。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)