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近江国
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おうみのくに
ふりがな文庫
“
近江国
(
おうみのくに
)” の例文
旧字:
近江國
富士山なども大昔
近江国
(
おうみのくに
)
から飛んで来たもので、その跡が
琵琶
(
びわ
)
湖になったのだという話がありました。奥州の津軽では、岩木山のことを津軽富士といっております。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
むかし
近江国
(
おうみのくに
)
の
余呉湖
(
よごのうみ
)
という
湖水
(
こすい
)
に
近
(
ちか
)
い
寂
(
さび
)
しい
村
(
むら
)
に、
伊香刀美
(
いかとみ
)
というりょうしが
住
(
す
)
んでおりました。
白い鳥
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
近江国
(
おうみのくに
)
犬上郡
(
いぬがみごうり
)
彦根藩三十五万石の城主、幕府の大老として今や飛ぶ鳥を落とす井伊掃部頭直弼だ。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
この男は
近江国
(
おうみのくに
)
浅井郡の
産
(
うまれ
)
で、
少
(
わか
)
い時に江戸に出て、諸家に
仲間
(
ちゅうげん
)
奉公をしているうちに、丁度亀蔵と一しょに酒井家の表小使をして、三右衛門には世話になったこともあるので
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
湖山は文化十一年
近江国
(
おうみのくに
)
東浅井郡高畑村の郷士某の家に生れた。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
近江国
(
おうみのくに
)
愛知郡北蚊野村に宇野うめといえる者あり。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
阿部の屋敷の裏門に向うことになった高見権右衛門はもと和田氏で、
近江国
(
おうみのくに
)
和田に住んだ和田
但馬守
(
たじまのかみ
)
の
裔
(
すえ
)
である。初め
蒲生賢秀
(
がもうかたひで
)
にしたがっていたが、和田庄五郎の代に細川家に仕えた。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
また、
近江国
(
おうみのくに
)
、大菅吉太郎氏の報に曰く
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
“近江国”の意味
《固有名詞》
近 江 国(おうみのくに)
日本の旧国(令制国)のひとつ。現在の滋賀県にあたる。
(出典:Wiktionary)
“近江国”の解説
近江国(おうみのくに)は、かつて日本の地方行政区分であった令制国の一つ。東山道に属する。
(出典:Wikipedia)
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
“近江国”で始まる語句
近江国地志略