“雛”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひな75.5%
ひよ9.0%
びな4.3%
ひいな3.7%
ひよこ2.7%
しわ1.1%
ヒナ1.1%
にはとり0.5%
ひえ0.5%
ひよっこ0.5%
(他:2)1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“雛”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語11.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.0%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
黄色い鼬草いたちぐさの花が咲きみだれている垣根をふみまたぐと、彼の足元から鶏の親とひなが両方へわかれて駈けた。
銀河まつり (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ひなの節句の日に、今夜、同胞きょうだいが一人ふえるから、蔵座敷に飾ってあるお雛さまをしまえと言いつけられた。
ふくろが土をまるめてひよにするか、うかは真実疑はしいが、人間にはよくこんな真似をするのがある。
ひよッ子を育てるような金網の籠に犬は犬、猫は猫と二三匹か四五匹ずつ入れた奴がズーッと奥の方まで並んでいる。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
紙雛かみひいなしまの雛、豆雛まめひいな、いちもんびなと数うるさえ、しおらしく可懐なつかしい。
雛がたり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「へツ、大きな聲ぢや言へませんが、お二人は、繁々しげ/\逢引をして居るとしたらどんなもので——坊主と尼の夫婦びななんぞ御時世ぢやありませんよ」
桃の花片そこに散る、貝に真珠の心があって、ひいなしたう風情かな。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
源氏物語の「總角あげまき」の卷で、長患ひのために「かひななどもいとほそうなりて影のやうによわげに」、ふすまのなかにひいなかなんぞの伏せられたやうになつたきり
黒髪山 (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)
「今別当さんが鶏を縛って持って行きよります。ひよこは置こうかと云いますが、置けと云いまっしょうか。」
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
この間までお酌というひよこでいたのが、ようよう drueドリュウ になったのであろう。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
小学校の粗末なテエブルの上で、私はしきりに頼信紙のしわをのべていたが、庄亮君はまた絵葉書に即興の歌などを走り書きしていた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
それは、両手を胸に組み、深いしわ眉根まゆねに寄せて、顔には何やら、悩ましげな表情を漂わせていた。
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「母君のところから大きなヒナを一つかりておいで、女びなを」
錦木 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
龐統ハ、鳳凰ホウオウヒナ
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
にはとり幾群いくむれも幾群も、其下に出つ入りつこぼれた米を土埃ほこりの中にあさつてゐた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
ひえさまの雛さまの
枯草 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
不思議なことには、この音信メッセジの方が、これまで雄鶏小路コック・レーンのどのひよっこから受け取ったどんな通信よりも、人類にとってもっと重要なものであるということが、後にわかったのである
矮鶏ちやぼひよつこ 追つかけた
十五夜お月さん (旧字旧仮名) / 野口雨情(著)
ひゝなを六うんだれど
どんたく:絵入り小唄集 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)