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女夫雛
ふりがな文庫
“女夫雛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
めおとびな
60.0%
めをとびな
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めおとびな
(逆引き)
女夫雛
(
めおとびな
)
を片雛ずつ分けて持って、女の節句に祭りかわし、五月五日の男の節句に、雛と人と二組みの女夫をめでたくこしらえ納めようというのでござりまするな。
右門捕物帖:22 因縁の女夫雛
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
雛
(
ひな
)
——
女夫雛
(
めおとびな
)
は言うもさらなり。
桜雛
(
さくらびな
)
、
柳雛
(
やなぎびな
)
、
花菜
(
はなな
)
の雛、桃の
花雛
(
はなびな
)
、白と
緋
(
ひ
)
と、
紫
(
ゆかり
)
の色の
菫雛
(
すみれびな
)
。
鄙
(
ひな
)
には、つくし、
鼓草
(
たんぽぽ
)
の雛。
相合傘
(
あいあいがさ
)
の
春雨雛
(
はるさめびな
)
。
小波
(
ささなみ
)
軽く
袖
(
そで
)
で
漕
(
こ
)
ぐ
浅妻船
(
あさづまぶね
)
の
調
(
しらべ
)
の雛。
五人囃子
(
ごにんばやし
)
、
官女
(
かんじょ
)
たち。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
女夫雛(めおとびな)の例文をもっと
(3作品)
見る
めをとびな
(逆引き)
「吾妻屋永左衞門は、三十そこ/\、金があつてへえけえが上手で、ちよいと好い男で、道樂者の癖に少しケチで、——薄墨太夫のお染さんと並べると、少しヒネてはゐるが見事な
女夫雛
(
めをとびな
)
ですよ——」
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さても
似合
(
にあひ
)
の
女夫雛
(
めをとびな
)
……
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
女夫雛(めをとびな)の例文をもっと
(2作品)
見る
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
雛
漢検準1級
部首:⾫
18画
“女夫”で始まる語句
女夫
女夫中
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“女夫雛”のふりがなが多い著者
佐々木味津三
上田敏
泉鏡花
野村胡堂