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『雛がたり』
ふりがな文庫
『
雛がたり
(
ひながたり
)
』
雛——女夫雛は言うもさらなり。桜雛、柳雛、花菜の雛、桃の花雛、白と緋と、紫の色の菫雛。鄙には、つくし、鼓草の雛。相合傘の春雨雛。小波軽く袖で漕ぐ浅妻船の調の雛。五人囃子、官女たち。ただあの狆ひきというのだけは形も品もなくもがな。紙雛、島の雛 …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新小説」1917(大正6年)3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
接
(
あわ
)
食
(
くい
)
徐
(
そっ
)
罷出
(
まかんづ
)
日光
(
ひざし
)
抱
(
だき
)
些
(
ちっ
)
茎
(
くく
)
紅玉
(
こうぎょく
)
留
(
や
)
莞爾
(
にっこ
)
冠
(
かむり
)
雛
(
びな
)
御睦
(
おんむつ
)
唯
(
と
)
筍
(
たかんな
)
紅
(
くれない
)
一斉
(
いちどき
)
紙雛
(
かみひいな
)
紫
(
ゆかり
)
結
(
ゆわ
)
倒
(
さかさま
)
舞扇
(
まいおおぎ
)
光景
(
さま
)
朱
(
しゅ
)
抱
(
かか
)
打上
(
うちあが
)
憧憬
(
あこが
)
除
(
と
)
吹降
(
ふきおろ
)
御前
(
おまえ
)
長橋
(
ながばし
)
後
(
うしろ
)
小波
(
ささなみ
)
寂寞
(
ひっそり
)
娘
(
ねえ
)
嬰児
(
あかんぼ
)
彼処
(
あすこ
)
瞻
(
み
)
皆
(
みな
)
留
(
と
)
町家
(
ちょうか
)
町
(
ちょう
)
熟
(
じっ
)
点
(
とも
)
縁
(
えん
)
炉
(
いろり
)
澄
(
すま
)
羽子
(
はご
)
浅間
(
せんげん
)
正
(
しょう
)
欲
(
ほし
)
落
(
おと
)
袖形
(
そでがた
)
抱
(
だ
)
裳
(
も
)
慄然
(
ぞっ
)
怒
(
いか
)
御手
(
おんて
)
後
(
のち
)
訊
(
たず
)
調
(
しらべ
)
幽
(
かすか
)
幸
(
さち
)
小路
(
こみち
)
通過
(
とおりす
)
尋常
(
ただ
)
密
(
そっ
)
寂
(
せき
)
宿
(
しゅく
)
家中
(
かちゅう
)
違
(
たが
)
可懐
(
なつかし
)
都路
(
みやこじ
)
冠
(
かんむり
)
飲
(
や
)
六
(
むつ
)
冬籠
(
ふゆごもり
)
吸子
(
きびしょ
)
上框
(
あがりかまち
)
下枝
(
したえだ
)
些
(
ち
)
麗
(
うらら
)
中
(
なか
)
圧
(
おさ
)
乳
(
ちち
)
飯鮹
(
いいだこ
)
萌黄
(
もえぎ
)
聊
(
いささ
)
肖
(
に
)
肴
(
さかな
)
飛騨
(
ひだ
)
背後
(
うしろ
)
背戸
(
せど
)
胡蝶
(
こちょう
)
膚
(
はだ
)
頬張
(
ほおば
)
草紙
(
そうし
)
菫雛
(
すみれびな
)
苺
(
いちご
)