トップ
>
飯鮹
ふりがな文庫
“飯鮹”の読み方と例文
読み方
割合
いいだこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いいだこ
(逆引き)
ツンツンと上つて来て、草の上へ釣りあげると、ツサツサと小さい鋏を鳴らす。
飯鮹
(
いいだこ
)
はよく人の指を敵だと思つてからみつくが、エビは人の指を鋏む。
夏と魚
(新字旧仮名)
/
佐藤惣之助
(著)
白魚
(
しらうお
)
よし、
小鯛
(
こだい
)
よし、
緋
(
ひ
)
の
毛氈
(
もうせん
)
に
肖
(
に
)
つかわしいのは
柳鰈
(
やなぎがれい
)
というのがある。
業平蜆
(
なりひらしじみ
)
、
小町蝦
(
こまちえび
)
、
飯鮹
(
いいだこ
)
も憎からず。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
魴鮄
(
ほうぼう
)
の
鰭
(
ひれ
)
は
虹
(
にじ
)
を刻み、
飯鮹
(
いいだこ
)
の紫は五つばかり、
断
(
ちぎ
)
れた雲のようにふらふらする……こち、めばる、青、鼠、
樺色
(
かばいろ
)
のその
小魚
(
こうお
)
の色に
照映
(
てりは
)
えて、黄なる蕈は美しかった。
小春の狐
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
飯鮹(いいだこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
鮹
漢検1級
部首:⿂
18画
“飯”で始まる語句
飯
飯櫃
飯事
飯田町
飯炊
飯粒
飯焚
飯田
飯盛
飯屋
“飯鮹”のふりがなが多い著者
佐藤惣之助
泉鏡花