トップ
>
樺色
ふりがな文庫
“樺色”の読み方と例文
読み方
割合
かばいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かばいろ
(逆引き)
彼方
(
かなた
)
の床の間の
鴨居
(
かもい
)
には
天津
(
てんしん
)
の
肋骨
(
ろっこつ
)
が万年傘に代へてところの
紳董
(
しんとう
)
どもより贈られたりといふ
樺色
(
かばいろ
)
の旗二流おくり来しを掛け
垂
(
たら
)
したる
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
築地外科病院の
鉄扉
(
てっぴ
)
は勿論しまって居た。父のと思わるゝ二階の一室に、ひいた
窓帷
(
まどかけ
)
越
(
ご
)
しに
樺色
(
かばいろ
)
の光がさして居る。余は耳を澄ました。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
つま屋と名づくるのが、また不思議に貝蛸の小店に並んでいて、
防風芹
(
ぼうふ
)
、
生海苔
(
なまのり
)
、松露、菊の
花弁
(
はなびら
)
。……この雨に
樺色
(
かばいろ
)
の
合羽占地茸
(
かっぱしめじ
)
、一本占地茸。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
樺色(かばいろ)の例文をもっと
(32作品)
見る
樺
漢検準1級
部首:⽊
14画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“樺色”で始まる語句
樺色地
樺色花
樺色無地
検索の候補
薄樺色
朱樺色
樺色地
樺色花
白樺色
樺色無地
樺茶色
“樺色”のふりがなが多い著者
久米正雄
徳冨蘆花
泉鏡花
野口雨情
泉鏡太郎
有島武郎
島崎藤村
正岡子規
山本周五郎
夏目漱石