“肋骨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろっこつ49.7%
あばら25.1%
あばらぼね20.5%
ろくこつ2.9%
ろつこつ1.2%
ほね0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腹腔のほうではもうずっと弱く消されていた。これは振動が固い肋骨に伝わってそれが外側まで感ずるのではないかと思うのである。
ねずみと猫 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「ううっ……」と、仰むけにぶっ仆れたお十夜は、ひとつ、大きな波を肋骨に打って、こんこんときでる黒血の中に断末をとげた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
洗濯板のようになった肋骨露出いてヒョックリヒョックリと呼吸をするアンバイが、どうやら尋常事じゃないように思われて来ました。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
飴色暗紫色をした肋骨と手足の骨とが左右に一程の高さでぎつしりと積まれ、横へ幾列にか目鼻のろに成つた髑髏が掛けられて
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
わたしの肋骨をこつこつとたたく
霙の中 (新字旧仮名) / 森川義信(著)
を切り取る無気味の音が、ひとしきり部屋の中へ響いたが、やがて左右十本の肋骨が、血にまみれながら、抜き取られた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)