“飴色”の読み方と例文
読み方割合
あめいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甘ずっぱく立てこもった酒と煙草(たばこ)の余燻(よくん)の中に、すき間もる光線が、透明に輝く飴色(あめいろ)の板となって縦に薄暗さの中を区切っていた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
家の柱縁側(えんがわ)なぞ時代つきて飴色(あめいろ)に黒みて輝(ひか)りたるに障子の紙のいと白く糊(のり)の匂も失せざるほどに新しきは何となくよきものなり。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
飴色(あめいろ)や暗紫色(あんししよく)をした肋骨(ろくこつ)と手足の骨とが左右に一間(けん)程の高さでぎつしりと積まれ、其(その)横へ幾列にか目鼻の空(うつ)ろに成つた髑髏(どくろ)が掛けられて
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)