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飴色
ふりがな文庫
“飴色”の読み方と例文
読み方
割合
あめいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あめいろ
(逆引き)
甘ずっぱく立てこもった酒と
煙草
(
たばこ
)
の
余燻
(
よくん
)
の中に、すき間もる光線が、透明に輝く
飴色
(
あめいろ
)
の板となって縦に薄暗さの中を区切っていた。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
家の柱
縁側
(
えんがわ
)
なぞ時代つきて
飴色
(
あめいろ
)
に黒みて
輝
(
ひか
)
りたるに障子の紙のいと白く
糊
(
のり
)
の匂も失せざるほどに新しきは何となくよきものなり。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
飴色
(
あめいろ
)
や
暗紫色
(
あんししよく
)
をした
肋骨
(
ろくこつ
)
と手足の骨とが左右に一
間
(
けん
)
程の高さでぎつしりと積まれ、
其
(
その
)
横へ幾列にか目鼻の
空
(
うつ
)
ろに成つた
髑髏
(
どくろ
)
が掛けられて
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
飴色(あめいろ)の例文をもっと
(33作品)
見る
飴
漢検準1級
部首:⾷
13画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
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飴
飴屋
飴売
飴玉
飴細工
飴煮
飴菓子
飴釉
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飴買錢
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淡飴色
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作者不詳
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