“ほね”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ホネ
語句割合
骨92.9%
勞力1.3%
扇骨1.3%
戸骨0.6%
硬骨0.6%
肋骨0.6%
遺骨0.6%
骸0.6%
骸骨0.6%
鯨骨0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三兩出て博奕友達(ばくちともだち)の好(よし)みだと言て平(ひら)に頼む故己(おれ)も詮方無(せんかたな)く燒(やい)て仕舞て骨(ほね)は利根川へ流したに相違は無いぜ是(これ)サ段右衞門今此彌十に顏を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
心状(しんじやう)のほどは知(し)らず、中間(ちうげん)風情(ふぜい)には可惜(あたら)男振(をとこぶり)の、少(すくな)いものが、身綺麗(みぎれい)で、勞力(ほね)を惜(をし)まず働(はたら)くから、これは然(さ)もありさうな事(こと)で、上下(じやうげ)擧(こぞ)つて通(とほ)りがよく、千助(せんすけ)、千助(せんすけ)と大(たい)した評判(ひやうばん)。
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「なにしろ、凝ってこって凝り抜いたもんでわしょう? どうですい、この扇骨(ほね)の色は。十本物だが、磨きは、自慢じゃあねえが、蘭法でも、ちょいと新しい式でね、いや、職人泣かせでしたよ、まったく。」
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ある夜眠りに就き、夜半すぎにフト目がさめたが、灯(あかり)は消えて真っ暗である。そのとき枕をつけたまま眺むるに、隣室の障子の戸骨(ほね)の間より、なにものか室内をのぞき込んでいる顔が見ゆる。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
浜子夫人のほうも、寛大で謙譲(ひかえめ)で、そのくせ、どこは硬骨(ほね)のあるこのキャラコさんが大々(だいだい)のひいきで、進級祝いなどには、あッと眼を見はるような豪勢な祝品(いわいもの)をかつぎ込んだりする。
キャラコさん:06 ぬすびと (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
肋(あばら)を切り取る無気味の音が、ひとしきり部屋の中へ響いたが、やがて左右十本の肋骨(ほね)が、血にまみれながら、抜き取られた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
島村家へ渡したといっても、自分が買って、大切な先生の遺骨(ほね)を埋めたところゆえ、自分のものだという心持ちでいたのであろう。
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
撫骸歎菲才 骸(ほね)を撫(ぶ)して菲才を歎ず。
閉戸閑詠 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
「S・O・Sの野郎……骸骨(ほね)になってまで祟(たた)りやがったんだナ……」
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……鯨骨(ほね)入りの窮屈な胸衣(コルセ)をつけて、ジュウル・ヴェルヌの教訓小説を読んだり、お弥撒(ミサ)を受けに行ったりしていました。……でも、やっぱり駄目でした。……あたしは、フランス人ではない
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)