トップ
>
男振
ふりがな文庫
“男振”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おとこぶり
44.8%
をとこぶり
44.8%
をとこぶ
6.9%
おとこぶ
3.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとこぶり
(逆引き)
遊女
(
おいらん
)
は自分が薄着なことも、髪のこわれたのも気がつかずに、しみじみと
情人
(
いろ
)
の顔じゃ。
窶
(
やつ
)
れりゃ窶れるほど、嬉しいような
男振
(
おとこぶり
)
じゃが、大層
髭
(
ひげ
)
が伸びていた。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
男振(おとこぶり)の例文をもっと
(13作品)
見る
をとこぶり
(逆引き)
紋服を着た西洋人は
滑稽
(
こつけい
)
に見えるものである。或は滑稽に見える余り、西洋人自身の
男振
(
をとこぶり
)
などは
滅多
(
めつた
)
に問題にならないものである。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
男振(をとこぶり)の例文をもっと
(13作品)
見る
をとこぶ
(逆引き)
それから二時間ばかり經ツて、周三は
髭
(
ひげ
)
を
剃
(
そ
)
り、頭髪を
梳
(
と
)
き、薄色のサツクコートで、彼としては
研
(
みがき
)
上げた
男振
(
をとこぶ
)
りとなツて、そゝくさ
嚴
(
いかめ
)
しい勝見家の門を出て行ツた。無論お房の家へ出掛けたので。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
男振(をとこぶ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おとこぶ
(逆引き)
屋敷も門構えで武家
住居
(
すまい
)
のような立派な構え、したがって資産もあり、
男振
(
おとこぶ
)
りは美男子というのであるから、私の師匠はこの人に目を附けたのでした。
幕末維新懐古談:51 大隈綾子刀自の思い出
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
男振(おとこぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“男”で始まる語句
男
男女
男子
男児
男衆
男妾
男爵
男性
男達
男神
検索の候補
色男振
“男振”のふりがなが多い著者
三島霜川
三遊亭円朝
樋口一葉
泉鏡太郎
内田魯庵
作者不詳
泉鏡花
島崎藤村
高村光雲
田山録弥