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胸衣
ふりがな文庫
“胸衣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むなぎ
30.0%
チョッキ
20.0%
むねあて
10.0%
コルセ
10.0%
ジレ
10.0%
チヨツキ
10.0%
ボディス
10.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むなぎ
(逆引き)
「ほれ、渡すよ!」と、
胸衣
(
むなぎ
)
のボタンをかけながら、おかみが言う。——「まだ泣いている。誰かに
睨
(
にら
)
まれて、虫が起きたんだろうよ。」
ねむい
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
胸衣(むなぎ)の例文をもっと
(3作品)
見る
チョッキ
(逆引き)
胸衣
(
チョッキ
)
の一番下の
釦
(
ぼたん
)
を隠すほどに長い
白髯
(
はくぜん
)
を垂れ、魂の
苦患
(
くげん
)
が心の底で燃え
燻
(
くすぶ
)
っているかのような、憂鬱そうな顔付の老人であるが、検事の視線は、最初からもう一枚の外紙の方に奪われていた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
胸衣(チョッキ)の例文をもっと
(2作品)
見る
むねあて
(逆引き)
「あのね、おい」そう彼は
胸衣
(
むねあて
)
を売っている女に街で出逢うと、きまって言ったものだ。
鼻
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
胸衣(むねあて)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
コルセ
(逆引き)
……
鯨骨
(
ほね
)
入りの窮屈な
胸衣
(
コルセ
)
をつけて、ジュウル・ヴェルヌの教訓小説を読んだり、お
弥撒
(
ミサ
)
を受けに行ったりしていました。……でも、やっぱり駄目でした。……あたしは、フランス人ではない
キャラコさん:05 鴎
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
胸衣(コルセ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ジレ
(逆引き)
ふと見ると庭に沿った長い
側廊
(
アイル
)
を、ブロンド編髪をやさしく胸に垂れ、レエスの
胸衣
(
ジレ
)
に鯨骨入りの
裳
(
スカート
)
をつけて大きな
西班牙
(
スペイン
)
の扇を持った少女が
ハムレット
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
胸衣(ジレ)の例文をもっと
(1作品)
見る
チヨツキ
(逆引き)
田中氏は心持後に反りかへつて、
胸衣
(
チヨツキ
)
の
胸釦
(
むなぼたん
)
を
弄
(
いぢ
)
りながら「真理」を語つた
後
(
あと
)
の愉快さといつたやうな顔をしてゐた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
胸衣(チヨツキ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ボディス
(逆引き)
暗緑色のスカートに
縁紐
(
バンド
)
で縁取りされた
胸衣
(
ボディス
)
をつけ、それに
肱
(
ひじ
)
まで拡がっている白いリンネルの
襟布
(
カラー
)
、頭にアウグスチン尼僧が被るような純白の
頭布
(
カーチーフ
)
を頂いている。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
胸衣(ボディス)の例文をもっと
(1作品)
見る
胸
常用漢字
小6
部首:⾁
10画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“胸”で始まる語句
胸
胸倉
胸襟
胸算用
胸毛
胸板
胸騒
胸算
胸高
胸乳
“胸衣”のふりがなが多い著者
アナトール・フランス
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
ニコライ・ゴーゴリ
小栗虫太郎
アントン・チェーホフ
久生十蘭
薄田泣菫
槙村浩