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チョッキ
ふりがな文庫
“チョッキ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
ちょっき
語句
割合
胴衣
54.8%
短衣
19.4%
胴着
9.7%
胸衣
6.5%
短胴服
3.2%
胴服
3.2%
短服
3.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胴衣
(逆引き)
ところが父親のほうは、上等の黒羅紗の上着と白い
胴衣
(
チョッキ
)
とを着た、丈の高い肩幅の広い男で、その胴衣には、金縁の鼻眼鏡がつるさがっていた。
道化者
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
チョッキ(胴衣)の例文をもっと
(17作品)
見る
短衣
(逆引き)
彼女は、その火の玉のような断髪を彼の
短衣
(
チョッキ
)
の胸へ預けて、片っぽうの眼で笑い、もう一つの眼で泣きながら、スケイトのJAZZを継続した。
踊る地平線:11 白い謝肉祭
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
チョッキ(短衣)の例文をもっと
(6作品)
見る
胴着
(逆引き)
「
記章
(
しるし
)
とはどう云う記章です。」とわたくしは風呂敷包を下に置いて、上着と
胴着
(
チョッキ
)
の胸を一度にひろげて見せた。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
チョッキ(胴着)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
胸衣
(逆引き)
日独同盟!———と資本家は
胸衣
(
チョッキ
)
のボタンをはづす
獄内にてドイツの同志を思う歌:――高知牢獄にて――
(新字新仮名)
/
槙村浩
(著)
チョッキ(胸衣)の例文をもっと
(2作品)
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短胴服
(逆引き)
寝衣
(
ねまき
)
に着換えさしたのであろう、その上衣と
短胴服
(
チョッキ
)
、などを一かかえに、少し
衣紋
(
えもん
)
の乱れた
咽喉
(
のど
)
のあたりへ
押
(
おッ
)
つけて、胸に
抱
(
いだ
)
いて、時の
間
(
ま
)
に
窶
(
やつれ
)
の見える
頤
(
おとがい
)
を深く、
俯向
(
うつむ
)
いた
姿
(
なり
)
で
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お若は力なげに
洋袴
(
ずぼん
)
をかけ、
短胴服
(
チョッキ
)
をかけて、それから上衣を
引
(
ひっ
)
かけたが、持ったまま手を放さず、じっと立って、再び
密
(
そっ
)
と
爪立
(
つまだ
)
つようにして、
間
(
ま
)
を隔ってあたかも草双紙の挿絵を見るよう
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
チョッキ(短胴服)の例文をもっと
(1作品)
見る
胴服
(逆引き)
彼は、白い
胴服
(
チョッキ
)
を着て、踵に素晴らしく大きな鉄製の金庫を引きずっている一人の年寄の幽霊とは生前随分懇意にしていたのであった。
クリスマス・カロル
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
たぶたぶした
胴服
(
チョッキ
)
をきちんと直した。靴の先から頭の頂辺まで、身体中揺振って笑った。そして、気持の好さそうな、滑らかな、巾のある、肥った、愉快そうな声で呼び立てた———
クリスマス・カロル
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
チョッキ(胴服)の例文をもっと
(1作品)
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短服
(逆引き)
あら! あら!
短服
(
チョッキ
)
に靴を
穿
(
は
)
いたものが転がって来るぜと、思って、じっと見ていると、橋のまんなかあたりへ来て
鼻目金
(
はなめがね
)
をはずした、※がかかって曇ったと見える。
化鳥
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
チョッキ(短服)の例文をもっと
(1作品)
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